怖い職業の選択?
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...2008/08/15 14:05...
幸子ちゃんがかつて制作会社に勤めていたときの話。 同僚のオペレーターに無口で陰気なオタクぽい男の子がいたそうです。 普段はあまりしゃべったことはなかったのですが、ある残業で二人きりのとき。 彼の方からポツリポツリと自分の身の上話を語ってきたそうです。
彼はいまの会社に転職できたことを非常に喜んでいました。 以前の会社は飯田橋の某所にあり、一階と地下階に別れていて、その地下は 霊のたまり場になっていたとか。それが嫌で嫌でしょうがないのだそうです。
そう、彼は「見る」能力があるわけです。 その場所は、以前は川だった場所で空襲かなにかで沢山の人がそこで死んでいる。 それが呪縛霊となって(沢山)住み着いているのだとか。
彼は九州の大分出身だそうです。 もともとが地元でそういう能力を活用する職業。神主さんのような家だったとか。 当主は彼の父親であり、 その能力を受け継いでいるのが彼(長男で妹一人)なのだそうです。
幼いときに父親と散歩すると生首が飛び回ってまとわりついてきて嫌だっやとか。 だから、そんな継承者になりたくなくて東京に出てきてオペレーターになっている。 けれどもその手の能力があるから東京にいても見えるモノは見てします。
それでも彼が上京を強く決意したのは中学生のときの家族旅行だったそうです。 部屋に通されたときから父と彼はこの部屋の邪悪なもの存在を確信します。 母親と妹にはその能力はないとのことでした。
仲居さんが立ち去ってからもふたりは身動きできません。 その時、部屋の電話が鳴ります。 よく見ると、その電話のコードは途中で切れている。それでもコールは止みません。
恐る恐る、近づく父親。受話器に手を伸ばそうとした、その瞬間! 受話器が生き物のように父親に襲いかかり、その千切れたコードが 首に巻き付いてくる。壮絶な格闘の始まりだったそうです。
そのときのバトルマッチは凄かったようです。 なんとかそれを押さえつけてお払いをして部屋を替えてもらいました。
彼にとって、その出来事はあまりにも強烈だったんですね。 というか今まで出会ったこともない凄く強い存在だったと言っていました。 自分はあんなものを相手に一生を送りたくない、と。 それでも。やっぱり自分の周囲からその手のモノの存在はなくならない。
父はそんなことしていないで早く帰って来い。早く修行しろ。 このような御祓い師(?)にはその能力云々があってもちゃんとした 修行が必要なのだそうです。
今でも地方には様々な祈祷師や千里眼、口寄せなどの人たちが地域地域に ぽつんぽつんと存在しているのは確かな事実です。
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